ジーンズじゃねえのかよ
こんなブログを書き始めて改めて思うのは、自分がジーンズに興味ないってことですね。
いや、興味ないというか、手垢がつきすぎてあまり面白くないというか。漫画でいうとドラゴンボールみたいな。
もちろん、505のビックEとか、自分のサイズであったらいいなーとか、50sくらいのペインターがあったら欲しいなーとか、色々思いますけど、いかんせん高すぎる。ビックEに関しては調べてもらえればすぐ値段出てくると思います。
結局は趣味なので、ここまでの値段はなかなか手が出ない。古着のいいところの1つは、そこまで値段出さなくても、面白いものがあるところです。例えばオールドのアウトドアモノなんかは(以下長くなるのでry。ヴィンテージ=ジーンズ、ジーンズ=高すぎるで終わってしまうともったいない。
あ、もちろんジーンズ集めが楽しい人もいます。それはそれで素晴らしい。けど、古着の楽しみ方は多様ってことです。こちらの価値観を押し付けてはいけないし、押し付けられてもいけないですよね。
例えばジーンズに関しては、90sのUSA製を探すのなんかも楽しいと思います。ヴィンテージとしての価値は大してないかもしれないけれど、なんか他の人と違いを出せる気がする。なんか、全体的に同じ穴の狢な気がしてきた。
というわけで、ガチガチのヴィンテージを紹介するというよりも、そこそこ書いやすくて集めやすい面白いものというのをモットーにやっていきたいと思います。
小さい! hang tenのオールドとか
表題は僕のぼやきです。
いつも思う。古着屋さんのみなさまは、日本人に合わせたサイズを仕入れてるのだと思うのですが、絶賛小太り中の僕には小さすぎることがしばしばあります。
元々このブログは、小太りの皆様に古着を紹介しようと思って作ったんですが、いかんせん、古着にも小さいのが多いのよね。もちろんいいものがあれば紹介する次第です。
というわけで以下、痩せてスマートな方、古着好きな女性にご紹介。
70s HANG TEN ヴィンテージポロシャツ S
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n138232562
ハンテンのポロシャツです。ハンテンは何故か小学校時代にスクール水着で着てたので知ってました。こんな昔からあるサーフブランドだとはつゆも知らず。
http://www.sync-surf.com/hangten/
サーフ系古着は流行ってないのもあって、価格も安めでオーラがあるもの多し。「ブランド名+ヴィンテージ」とか「ブランド名+70s」とかで探すと優勝できる。
色もカラシで雰囲気めっちゃいい。646のブーツカットとか履いて、海辺歩いたら波が無くても気分はサーファーです。気軽に東京湾を西海岸に出来ます。全く流行ってないので不審者です。責任は取りません。
渋い色なので、秋口まで着られる。ただ小さい。残念。値段が異常に安いのと、首元のリペアが気になるけども、サイズ合えば買ってた。
Ike behar アイクベーハー シャンブレーボタンダウンシャツ 14 1/2 made in usa アメリカ製
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j496556926
小さいシリーズ第2弾。ブルックスブラザーズのOEMとかやってたアイクベーハーのシャツ。この辺はアイビールックが好きな人は要チェックなブランドですね。白い501にローファー履いて、紺ブレとか着たら、アメリカのいいとこのお坊ちゃんになれます。これもあんま流行ってないですけどね。
シップスやアローズ等のセレクトショップでも展開してます。ただ、古着で買うと安い。私もボタンダウンシャツに関しては、だいぶヤフオクでお世話になってます。
シャンブレーみたいな良い色。欲しいがアイクは15ハーフがジャストなので断念。多分値段上がる。
あ、長袖モノやアウターは夏に買っとくと安く買える場合もあります。ヤフオクの場合、競合が少なくなるということですね。まあ人気なものに関してはあまり関係ない場合も多いですが。
※基本的にヤフオクの紹介なんで、入札、購入は自己責任で。僕はポジティブなことしか書きませんし、ポジティブなものしかピックアップしないつもりです。
自分を陰キャだと思う大学生はヤフオクで古着を買え
何気なしにヤフオクで古着を見ること。
大学時代からの癖だ。大学院に入ってからさらにひどくなった感はある。
ただ、買えるものには限界があるので、欲しいけど買えなかったものを上げていくことにした。もしかしたら自分で買うかも。メルカリとかもあるかも。
その前に、古着の魅力について少しだけ書いておきたい。
古着の魅力は、まずはとにかく安いことだと思ってます(古着好きの方、すみません)。
なんでそう思うかというと、以前ビームスのオーナーさんだかバイヤーさんだかが某雑誌で書いていたというのが本音だが、まああながち嘘ではないよなと思う。
多分ラルフローレンの新品なんて僕には手が出ないし、ハイブランドなんて言わずもがなだろう。それが格安で手に入るってのは十分魅力として理解できる。
あと2つ魅力がある。
1つは知識欲の充足だ。ヤフオクで安く買うには、選球眼がいる。選球眼を養うには、知識がいる。物は何か、相場はどんなもんか、流行りに合うか、実際のコーディネートを想像できるかなどなど(余談:コーディネートをコーデっていう奴嫌い)。これが意外と楽しい。実際に届いたものを見て想像以上だった時の自己肯定感の向上は半端ない。アドレナリン出まくる。多分ソシャゲのガチャでレアを引く感じに近いんだろう。
あと知識が増えるとなんとなくオシャレっぽくなるから、オシャレになりたい陰キャ系大学生あたりにもっと流行ればいいと思ってます。「ふ、所詮はユニクロか」って、なんとなく他の大学生に勝った気になれるぞ。そうやって穿った見方をしてるうちは絶対オシャレになれないと思うけどな。
もう1つはなんだ、古着が持ってる感触というか、雰囲気だ。これはなんとも言い難いんだけれど、ほとんどの古着好きに共有されているやつだ。
あ、僕が見てるのはアメリカ古着とかヨーロッパ古着であって、最近のセレショの古着とかはあんまし興味ないです。このへんも安くていいけどね。
多分、知識があってわかるものなんだと思うけど、年代物の古着にはなんとなくオーラがある気がする。オーラとか言いだしたらおしまいだと思うけど、もうなんかそんな感じの言葉でしか言い表せない。慣れてくると、量販系の古着屋でディグってるとき、0.5秒くらいで古いものを見つけられるようになる。知り合いに見せるとびっくりされるぞ。
なんにせよ、魅力あるものにはオーラ的なそういうふんわりとしたなにかがあるんだろう。それを所有できるってやばくない?
多分僕が古着にハマったのは、僕にとって手頃だったからなんだろう。そもそも僕が中学、高校時代には古着が流行っていて、みんなでデパートのWEGO(昔はちゃんと古着あったのよ)とかにいってたのもあるけど、その時から、
・安い
・オシャレぶれる
ってのは魅力的だった。
それに加えて、
・知識欲が充たせる
・オーラを身につけられる
なんて、うってつけじゃないか。元々小さい頃から薀蓄野郎だったし(昆虫の名前とかアホみたいに覚えてた)。
でも薀蓄野郎になるにしたって、なれるものとなれないものがある。多分ワインとかにもオーラあるんだろうけど、手を出したらすんなり破産しそうな気がする。時計など言わずもがな。
それに比べて古着はどうだろう。いくつか検索ワードを覚えれば、比較的強めのオーラが2000円弱で買えることもある。優勝。
もちろん街に出て古着屋さんに行くのはいいし、僕もひいきの古着屋はある。だけど、古着屋さんで楽しむには知識が必要。ぶっちゃけ入りづらいとこも多い。ただ、慣れて馴染みになればオタクトーククッソ楽しい。趣味としてもコスパいい気がする。うまくいけば友達もできるぞ。というか、古着好きの友達もっと欲しいぞ。
なんかやめどころがわからなくなってきたが、ヤフオク見るのをやめることはないと思うので、定期的に続けて行きます。よろしくお願いします。