古着・音楽・ノスタルジー

批評とか、古着のおすすめとか

自分を陰キャだと思う大学生はヤフオクで古着を買え

何気なしにヤフオクで古着を見ること。

大学時代からの癖だ。大学院に入ってからさらにひどくなった感はある。

 

ただ、買えるものには限界があるので、欲しいけど買えなかったものを上げていくことにした。もしかしたら自分で買うかも。メルカリとかもあるかも。

 

その前に、古着の魅力について少しだけ書いておきたい。

古着の魅力は、まずはとにかく安いことだと思ってます(古着好きの方、すみません)。

なんでそう思うかというと、以前ビームスのオーナーさんだかバイヤーさんだかが某雑誌で書いていたというのが本音だが、まああながち嘘ではないよなと思う。

多分ラルフローレンの新品なんて僕には手が出ないし、ハイブランドなんて言わずもがなだろう。それが格安で手に入るってのは十分魅力として理解できる。

 

あと2つ魅力がある。

1つは知識欲の充足だ。ヤフオクで安く買うには、選球眼がいる。選球眼を養うには、知識がいる。物は何か、相場はどんなもんか、流行りに合うか、実際のコーディネートを想像できるかなどなど(余談:コーディネートをコーデっていう奴嫌い)。これが意外と楽しい。実際に届いたものを見て想像以上だった時の自己肯定感の向上は半端ない。アドレナリン出まくる。多分ソシャゲのガチャでレアを引く感じに近いんだろう。

あと知識が増えるとなんとなくオシャレっぽくなるから、オシャレになりたい陰キャ系大学生あたりにもっと流行ればいいと思ってます。「ふ、所詮はユニクロか」って、なんとなく他の大学生に勝った気になれるぞ。そうやって穿った見方をしてるうちは絶対オシャレになれないと思うけどな。

 

もう1つはなんだ、古着が持ってる感触というか、雰囲気だ。これはなんとも言い難いんだけれど、ほとんどの古着好きに共有されているやつだ。

あ、僕が見てるのはアメリカ古着とかヨーロッパ古着であって、最近のセレショの古着とかはあんまし興味ないです。このへんも安くていいけどね。

多分、知識があってわかるものなんだと思うけど、年代物の古着にはなんとなくオーラがある気がする。オーラとか言いだしたらおしまいだと思うけど、もうなんかそんな感じの言葉でしか言い表せない。慣れてくると、量販系の古着屋でディグってるとき、0.5秒くらいで古いものを見つけられるようになる。知り合いに見せるとびっくりされるぞ。

なんにせよ、魅力あるものにはオーラ的なそういうふんわりとしたなにかがあるんだろう。それを所有できるってやばくない?

 

多分僕が古着にハマったのは、僕にとって手頃だったからなんだろう。そもそも僕が中学、高校時代には古着が流行っていて、みんなでデパートのWEGO(昔はちゃんと古着あったのよ)とかにいってたのもあるけど、その時から、

・安い

・オシャレぶれる

ってのは魅力的だった。

 

それに加えて、

・知識欲が充たせる

・オーラを身につけられる

なんて、うってつけじゃないか。元々小さい頃から薀蓄野郎だったし(昆虫の名前とかアホみたいに覚えてた)。

 

でも薀蓄野郎になるにしたって、なれるものとなれないものがある。多分ワインとかにもオーラあるんだろうけど、手を出したらすんなり破産しそうな気がする。時計など言わずもがな。

 

それに比べて古着はどうだろう。いくつか検索ワードを覚えれば、比較的強めのオーラが2000円弱で買えることもある。優勝。

 

もちろん街に出て古着屋さんに行くのはいいし、僕もひいきの古着屋はある。だけど、古着屋さんで楽しむには知識が必要。ぶっちゃけ入りづらいとこも多い。ただ、慣れて馴染みになればオタクトーククッソ楽しい。趣味としてもコスパいい気がする。うまくいけば友達もできるぞ。というか、古着好きの友達もっと欲しいぞ。

 

なんかやめどころがわからなくなってきたが、ヤフオク見るのをやめることはないと思うので、定期的に続けて行きます。よろしくお願いします。